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徳島県徳島市
北島田町1丁目160番地2
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東洋医学 東洋医学治療 東洋医学による運動療法 温泉療法
漢方薬と鍼灸は車の両輪のようなもので、漢方薬は体内からの治療、鍼灸は体表からの治療だと言えます。
診察の結果、東洋医学的な治療を行ったほうがよいと診断した患者さんには、原則として漢方薬と鍼灸を併用しています。その理由としては、その相乗作用で高い治療効果が期待できるからです。 よく鍼治療は疼痛を緩和させるだけの手段だと思われがちですが、鍼灸治療は本来病気そのものを治療する手段として有効であり、効果も即効性です。 例えば、手術後の癌患者に鍼治療を行うと、明かに回復力が早くなります。さらに漢方薬によって免疫力を高めてあげることによって、全身症状が早く改善することになります。これは、鍼治療によって経絡がうまく働くようになり生薬の効き目がよくなるという中医学の考え方に基づいているわけです。
ですから鍼治療によって、経絡での気と血の巡りを改善できることから、漢方薬が標的臓器までスムーズに移行でき、その薬効を高めることにつながると考えられています。 逆に漢方薬をのんでいる患者さんは鍼治療の効果も非常にいいのです。
漢方
漢方薬処方

漢方薬は、煎じ薬とエキス剤などがあり、多く処方される煎じ薬については均一的な品質を保つために院内の薬煎室で煎じて真空パック包装したものを通院患者さんに提供しています。 入院患者さんは大半が煎じ薬であるため、それぞれの患者さんに合わせて毎日煎じ、服用して頂いております。

漢方煎じ器

時間をかけて生薬を煎じています。生薬の成分が生かせるように煎じています。

漢方薬抽出機・自動パッキング機

院内の薬煎室で真空パックで包装し、生薬を均一な品質を保つため又、携帯に便利なようにしています。
針灸
鍼灸治療室

治療室には、14台の治療用ベッドがあり患者さんの症状に応じた鍼灸治療を行っています。

艾(モグサ)

菊科の多年生の植物で殺菌作用があり止血作用、整腸用、利尿作用もある素晴らしい植物です、そして燃焼温度が比較的穏やかで、つぼを刺激するのに最適の温度と時間の調節優れ、独特の芳香作用により心身リラックス効果があるので長年にわたり使用されているのです。

鍼灸針

鍼灸治療に使用する針はディスポ針といって1回使用すると再度使用しない使い捨ての製品を使用していますので衛生的で非常に安心です。

漢方医学の特徴

  1. 自然治癒力を助長する。
  2. 身体およびその構成要素(気・血・水)のバランスを調整する。
  3. 単一の方剤で多くの薬効が有り、総合的に作用する。
  4. 心身両面に作用する。
  5. 患者の自覚症状と個体差を重視した治療を行う。
  6. 病気は常に転変し動いているものとして認識。(時間と)
  7. 西洋医学で得られない治療効果が期待できる。
  8. 治療薬は天然の植物、動物、鉱物を用いる。
  9. 西洋医学との併用により新たな医療体系を構築できる。

漢方薬による生態保護作用

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漢方薬と民間薬の違い

  漢方薬 民間薬
使用される生薬 2味以上が多い、地下部が多い、鉱物も使用 単味が多い、全草が多い、動物も使用
処方の起源 医書 民間伝承、本草書
処方名・対象 固有名詞、複合症状(証) なし、単一症状又は病名
用法 経験の底に理論がある漢方医学理論に基づいた使用法 専ら経験的で理論がない
禁忌 指定されている 指定されていない
効果 限定的だが正確 一般的で漠然
医師の診断 漢方的診断が必要 不要
桂枝湯
葛根湯
麻黄湯
ゲンノショウコ
ドクダミ
センブリ

漢方薬の副作用予防

  • 「証」を十分に確認する
  • 既知の薬理作用から推定する
  • 生薬ごとの副作用を確認する
  • 投与方法を工夫する
  • 副作用を抑える他の処方を合法する
  • 副作用が出現しない状態にしてから投与を開始する
  • 用量を減らす
  • 虚実の判断に迷った時には、まずは虚証とみなす
  • 漢方薬の授受はしてはいけない

薬の煎じ方の種類と手法

先煎 鉱物・貝穀類等は硬くて有効成分が溶出しにくいので、先に強火で15分ぐらい煎じた後、他薬を入れて同煎する。 天南星・鳥頭・附子など毒性の強い薬物は、先に1時間ぐらい煎じて毒性を軽減した後、他薬と同煎する。
鳥頭、亀板、紫石英、石決明、石膏、代赭石、土別甲、炮附子、牡蛎、竜骨など。
後下 芳香性の薬物は揮発成分を含むので、他薬を先に煎じた後に、煎じ終わる 5~10分前に入れて同煎する。また、大黄・センナなどは煎出時間が長いと瀉下の効果を失うので、瀉下を目的とする場合は他薬が煎じ終わる3~5分前に入れて同煎する。 釣藤鈎も降圧を目的とする場合は5~10分前に入れて同煎する。
藿香、縮砂、センナ、蘇葉、犬黄、釣藤鈎、薄荷葉、木香、など。
包煎 直接煎煮すると糊状となり鍋に焦げ付くおそれがある粘性の強い薬物(車前子など)、 絨毛が多く薬汁に入ると除去しがたく喉を刺激する薬物(旋履花など)は、布袋に包で他薬と同煎する。
車前子、神麹、施覆花、葶藶子、枇杷葉、蒲黄、など。
沖服 高貴薬などで容量も少なく、煎じる必要がない場合に、細粉や磨汁を他薬の薬液に溶いて服用する。
沈香、牛黄、など。
烊化 阿膠などのニカワ類・芒硝などの無機塩類・膠飴などの粘着性のものは、他薬液に直接溶かすか、加熱した酒などで溶いた後他薬の薬液に混ぜて服用する。
阿膠、硫酸Na、など。
種子・麻子仁など砕いた方が溶出しやすい物は、煎じる前に(調剤時)砕いた後煎じる
麻子仁、石決明、紫蘇子、牛旁子、など。

健康を増進し、病気を予防する薬膳

漢方薬と鍼灸の治療効果を高めたり、健康を増進し、病気を予防するための薬膳を、当院は1991年より本格的に患者さんに提供しています。
入院患者さんだけでなく、糖尿病、癌、脳血管障害、肝臓病、心臓病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病を持つ患者さん、薬膳を希望する人にも講習を行っています。
生活習慣病を持つ患者さんでは食事療法の一つとして薬膳を積極的にとり入れており、その病状改善に効果的で、今後も積極的に薬膳を取り入れていくようにしています。

※「手軽に作れる薬膳」院内に掲示しパンフレットも準備しております。

日常の食事を通じて

食卓に並ぶ食べ物はその人の未来である」という有名な言葉があります。「衣食同源」と言われるように、中国人は食品と養生と治療の為に役立てて来ました。三千年前の周王朝では、既に「食療医官」という官職があり、宮廷生活者の食事指導をしていたようです。
一般的な食品と生薬を中心とした薬物の相乗効果を活用し、養生と治病の目的を達成しようとして生まれ中国で育まれた「薬膳」が、日本に紹介されたのは随分以前の事です。しかし、「薬膳」の本当の素晴らしさは、まだまだ知られていないと言っても過言ではありません。漢方の特徴は体によって処方を考慮するとこにあります。
同じ疾病に対しても、体質や病状が異なれば、当然異なった薬膳の処方が必要になってきます。的確な弁証論治に基づいた薬膳を処方する時思いもかけない効果が現れて、今更ながら漢方の素晴らしさに驚くこともままあります。 漢方や薬膳の研究を重ねてきた結果、東洋病院では、薬膳の処方を応用し入院患者さんを中心に、非常に良い効果を挙げてくることができました。 高齢化社会を迎えた今日の日本は、社会的な要求や経済的事情を背景に、医療のスタイル全体に大きな変化が訪れています。
治療から予防へ、二千年時代になり更に大きく転換していく医療・福祉ですが、この状況の中薬膳の知識を身につけ、日常の健康管理や病気の予防と治療に役立てていくことは非常に意味のあることだと考えられます。
近年、健康は自分で守る時代となり、ますます予防医学が重要になってきます。
日常の食事を通じて健康貯蓄をしてみてください。
うつ病について

うつ病を見落とさないための重要な知識:うつ病の鑑別診断

うつ病には様々な特徴があります。
  • 身体症状
  • 症状の日内変動
  • 気分・感情の異常
  • 行動の変化:性格の障害との鑑別
  • 精神病症状(妄想や幻覚など):統合失調症との鑑別
  • 不安障害との合併
  • 一般疾患との合併
  • 脳の器質的な障害が疑われる場合
  • 気分・感情の異常
  • アルコール依存が疑われる場合
  • 月経前や更年期の症状
  • 重症のうつ病の場合
  • 慢性化している場合
  • 躁症状が出現した場合

うつ病の鑑別診断:身体症状

うつ病では、痛みや倦怠感など様々な身体の不調が現れます
《身体症状》
  • 頭痛
    重く締めつけられるような頭の痛み
    鉢をかぶったような重さ(頭帽感)
  • 食欲不振や胃の痛み
  • 下痢、便秘などの胃腸症状
  • 発汗、息苦しさ
身体症状を強く訴えるために、抑うつ症状が目立たなくなる。
身体疾患の診断に注意がいき、精神的な症状が見逃されやすい。
診断の結果、身体疾患が同定されないと、「気のせい(心気症)」とみなしがち

うつ病の鑑別診断:症状の日内変動

うつ病の症状には日内変動がよくみられます。
一般に朝悪化し、午後から夜にかけて徐々に改善します。
《症状の日内変動》
  • 午前中、具合が悪い
  • 夕方から夜にかけて元気(普通に活動できる)
  • ずっと落ち込んでいるわけでない
『うつ病』ではなく、『気分の問題』と思われることが多い。
うつ病によくみられる日内変動なので注意が必要
「日内変動」がないからといって、うつ病ではないというのも間違い

うつ病と神経症の鑑別

  うつ病 神経症(ノイローゼ)
病前性格 執着・メランコリー型・循環 未熟、依存、神経質
発病状況 ごく自然に発症 心の深層に環境因、心因が存在
表情 乏しい 話題・状況により変化
態度 沈んで力ない 話題・状況により変化
言動 口数少ない、低い声 話題・状況により変化、愁訴をよく話す
日常生活 作業能力低下 実際はあまり低下しない
症状 心理的変化+身体症状
不安、焦燥、自殺念虜
心理的変化が主、真の抑うつはない、
愁訴は深刻さを欠く、自殺傾向乏しい
自己非難・自責より他者非難・他責
日内変動 朝が悪い 夕方が悪い
治療反応性 抗うつ薬に反応 抗不安薬や精神療法に反応

うつ病の薬物療法の現状と課題

  • 新たな薬物が臨床利用可能
  • 副作用についての情報量が増えた。
     → 情報を読み取る力
  • 有益性とリスク評価の上に治療を進める
  • どの薬物が、どの患者に向いているのか?
     → 薬物選択の指標が待望
  • 治療抵抗例は依然としてある
     → 新たな医薬品開発への挑戦

うつ病の症状

  1. 気分・感情の異常
    気分の抑うつ=「気が滅入る・すぐれない」「興味・関心がわかない」「さびしい」
    悲しげで活気がない、意気消沈、涙ぐむ、大きなため息をつく
    気分の日内変動=朝悪く、夕方軽快する

  2. 思考の異常
    思考過程が停滞=決断力低下、能率が低下、集中力低下。
    思考内容が異常=悲観的、自己評価低下、後悔・絶望感、劣等感、自責

  3. 意欲・行動の異常
    行動量の低下と抑制=動きが緩慢でおっくうそう、家庭、仕事などの社会機能↓

  4. 身体症状
    睡眠障害:入眠・熟眠障害、早朝覚醒
    食欲減退:味覚も変化
    性欲減退:インポテンツ、不感症、月経異常
    その他:易疲労感、脱力感、無力感、各種疼痛、便秘、脱毛 他
    それも大きな励みになり、鍛錬に自主性が出てきます。ときどき個人と集団での演技を披露し合うことも、治療と共にスポーツと娯楽の感触を味わうことが、鍛錬を継続する要因になっています。

糖尿病患者がうつ病を伴いやすい原因

  • 厳しい自己管理に対するストレス
    ――特に食欲のコントロール
  • 身体機能の喪失への不安
    ――腎機能・視力など
  • 経済的な不安

スポーツの抗うつ作用

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職場ストレスについて

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患者さんへの説明

  • 十分な休養が必要です。
  • 病気であることを理解しましょう。
  • 治る病気であり、社会復帰もできることを理解しましょう。
  • 自殺など、自己破壊的な行為を行ってはいけません。
  • うつ病がよくなるまでは、大きな決断をすることは避けましょう。
うつ病の各種治療法

うつ病の各種治療法

  1. 休養
    過度の責任感から無理に仕事・家事をしているため、まず心身の負担を軽減させる。
    過度な激励、叱咤、無理に連れ歩くことは絶対に避ける

  2. 薬物療法
    患者個々により抗うつ剤に対する反応は複雑かつ不規則
    軽症ないし仮面うつ病、高齢者→副作用の少ない薬剤
    明らかな大うつ病、重症例→三環系(用量を漸増)
    長期(維持)投与→改善の維持、病相の頻度減少、再発症状の軽減

  3. 精神療法的接近
    カウンセリングの実施
    1)必ず治癒することを保証し、身体的治療の軌道にのせる。
    2)生理学的、身体疾患であり、怠け病、気のせいではない。
    3)休養をうまく指導する。
    4)重大な決定を延期させる。
    5)自殺をしないよう約束させる。
    6)抗うつ剤の効果発現時期、副作用について伝える。
    7)患者の訴えを受容し、支持し、共感的態度で接する。
    8)一進一退を繰り返し良くなる。

  4. 電気ショック療法(痙攣後の睡眠→覚醒)
  5. 断眠療法(日内変動、入眠覚醒障害)
  6. 高照度光療法(季節性うつ病)
  7. 認知(行動)療法